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悪戯に微笑む彼女

【悪戯に微笑む彼女】 「ミラさん!!」 「何よ」 「肩を出し過ぎです!風邪を引いたらどうするんですか?!」 海岸近くのハイウェイ、赤いスポーツカーを止めて二人は海を眺めていた。恋人同士になってからルークは趣味であるドライブに彼女と良く行くよう…

遠く手を伸ばした先に…

【遠く手を伸ばした先に…】 フューズは己の手を見つめながら黙り込んでしまう。自分の手は人を殺める為の道具を作る為にある手だと、上官から言われた事が傷となり、フューズの表情を翳らせる。 「フューズ…?」 無邪気な狙撃手がドラグノフを片手にフューズ…

もしも貴方の隣に居られるなら

【もしも貴方の隣に居られるなら】 俺が貴方の隣に居た時間は一瞬に等しいくらい切なくて、儚くて、そして心地良かった。 「田波…さん…」 病室で息を引き取った貴方の顔は色が白くて綺麗で穏やかだった。手は冷たく、顔に刻まれた皺は俺よりも長く生き抜いた…

機械音痴なドク

ルークとドクのお話。 【機械音痴なドク】 「なぁルーク」 「どうしましたか?」 オフィスではアサルトスーツを脱ぎ、ワイシャツにスラックス姿のルークは休憩室で軍医・ドクに声をかけられた。 コーヒーブレイクに洒落込もうとした昼時に相棒である歳上のド…

エコグラ・グラエコ 過去作

【嫌いだよ、お前なんて】 「ふっ、んっ…、あっ…」 「ほら、お前の大好きな僕のペニスだ。しっかり咥え込め。奥までしっかり挿れろ、この役立たず」 「んぐっ、ふっ…、ん、あ」 ティムール・グラズコフの趣味、それは一度仲良くなった人を大切にして自己犠牲…

更新停止のお知らせ

いつも読んでいただいてありがとうございます。 小説の更新を一週間ほどお休みします。 手が回らずすいません。

彼シャツ

【彼シャツ】 モンターニュとドクのお話。 「ギュスターヴ、早く入れっ!」 「済まないなジル…」 天候の変化が多いこの季節、ギュスターヴはジルの自宅で宅飲みをするべく二人で仕事帰りにスーパーに寄ってジルの自宅に向かっていた。 するといきなり豪雨に…

小さな幸せ

【小さな幸せ】 四月の夜明け前は少し冷え込む。二人分の体温で温まったベッドの中でグラズは身じろぎをする。 「…ん…、まだ夜明け前か…」 外を見れば群青の空、まだまだ太陽は昇らない。グラズはベッドの近くに落ちていたシャツを着て立ち上がる。 「っ、痛…

田波さんと江夏くん(片思い編)

*田波さんと江夏くん1 「田波先輩?」 「zzz…」 「疲れているんですか?まったく勤務中に居眠りなんてしょうもない人だ」 田波は江夏の先輩だ。 交番内で二人きり、春の陽気に誘われて田波は居眠りしていた。 「…風邪、引いちゃいますよ」 江夏はブランケッ…

悪戯っ子

【悪戯っ子】 訓練中の出来事である。 テロリストへの攻撃を専門としているブリッツ、IQ、フューズ、アッシュと人質などの防衛を得意とするバンディット、イェーガー、タチャンカ、パルスが合同訓練をしていた。 (以下、それぞれ頭文字で会話) ブ「よし、皆…

あなた色

【あなた色】 モニカ・ヴァイスのネイルは単色だが塗りが丁寧で女性陣からも好評だ。毎日仕事ばかりの彼女の唯一の楽しみである。 今日は久しぶりの非番、同僚であり夫でもあるGSG9のエリアス・ケッツも休みなので朝食を共にできる。ウキウキとした気分でモ…

(*R18)壊れかけlove*gimmick

【壊れかけlove*gimmick】 「…お前、随分可愛い顔してるじゃねぇか」 マリウス・シュトライヒャーは同僚であるドミニク・ブルンスマイヤーをベッドに沈めて上から見下していた。 ただの同僚であり、そしてセックスフレンドである二人は毎日身体を重ねては任…

切なくも最期まで

【切なくも最期まで】 「カプカン」 「…何だ」 「俺、お前に黙っていたことが有るんだ」 宿舎に設けられている二人部屋で罠の作成をしていたカプカンにタチャンカがいつもより神妙そうな顔で話しかけた。 「隠し事が下手なあんたが俺に?なんだ、言って見ろ…

それは憧れ以上の恋心

【それは憧れ以上の恋心】 「ほら、頭に埃が付いてるぞ?」 「あっ、ありがとう…!ごめん…」 久しぶりに母国のフランス・GIGNのオフィスに戻ったルークとドクが任されたのは資料室の清掃だった。几帳面なドクが居なくなってから約二年、GIGNのオフィスはかつ…

全てはお前のせい

【全てはお前のせい】 「もうお前と会うことは無いだろうな、じゃあな、相棒」 イェーガーは感情を押し殺しながらバンディットの部屋から荷物をまとめた鞄を持って出て行こうとする。 バンディットは出て行こうとするイェーガーの手首を掴んで声を震わせなが…

青で包み込んで

ルークとミラさん。 【青で包み込んで】 「…坊やの瞳は綺麗ね」 ミラはルークの隣に座ってルークの青く輝く双璧を見つめて呟いた。ミラはスペインの特殊部隊からレインボー部隊に配属された防衛作戦のエキスパートだ。 外のベンチでランニングを終わらせて涼…

R6SNLまとめ

【振り向いて貰えないなら僕は】 …もし、自分の好きな人に恋人がいたら?略奪するのか、それとも諦めるのか。相手を思うのなら、身を退くべきなんだろう。 だけどそれが出来ないほど恋に焦がれていたら?略奪したいくらい、愛してしまっていたら? 俺は君の…

サラリーマンパロのまとめ(ルーク×ドク・バンディット×エコー)

【通勤快速・午前8時の初恋】 毎日通勤する時間帯は決まっていて、乗る電車も最寄駅も同じ会社の先輩。俺はこの人に恋心を抱いている。 …そう、人生で初めての初恋だ。 隣に並び立つこの先輩はおっちょこちょいで、だけど仕事が出来る敏腕の持ち主で。 「ジ…

優しい整備士さん

「あぁ、これは酷いな」 「お兄ちゃん、直せる…?」 「任せろ、俺に直せないものはない。坊主、今に見てろ。お前を笑顔にしてやるからな!」 マリウスは男の子の頭を優しく撫でて太陽に負けない笑顔を浮かべて呟いた。 【優しい整備士さん】 マリウス・シュ…

レインボーシックス小話④

スモーク×ミュート 【今日も今日とて攻防戦】 「なぁ、決まってる?」 「は?」 「だ・か・ら!髪型だよ、どうよ?俺ってカッコいいだろ?皆大好きスモークさまだ!…ってミュート、お前ドン引きし過ぎ!」 「…意味が分からなくて、理解に追いつけないんだ。…

君に似合うのは…

【君に似合うのは…】 バンディットとイェーガーの話。 少し暗い顔をしたドミニクを見たのは昨日が初めてだった。相棒として、友人として、恋人として。付き合いは数年になるが、ドミニクの暗い顔を見たのはその時が初めてだった。 「…昨日から暗いがどうした…

桜日和は恋愛前線

【桜日和は恋愛前線】 桜が満開の夜、田波と江夏は二人きりで夜桜が綺麗に見れる場所にブルーシートを引いて盃を酌み交わす。酒に弱い江夏を気遣った田波は度数の低い缶チューハイを江夏に手渡した。 「た、田波先輩…??」 「お前、酒弱いからって黙ってる…

レインボーシックス小話③

エコー×グラズ 【好きだから怒るんです】 「もうエコーなんて知らない。二度と戦場であんたを守ってなんかやらないからな」 いつもなら穏やかなグラズが声音を冷たくしながら呟いた言葉はエコーに対して向けられていた。 エコーはグラズの水色の透き通る瞳を…

レインボーシックス小話②

②バンディット×イェーガー 【悪戯に君を好きになる】 いつもプライド高いあいつを笑顔にしたくて悪戯に全力を出す。私服のパーカーのフードに飴をたくさん詰め込んで、フードを被ったあいつが少しだけ「馬鹿」って笑ってくれる顔が大好きで。 「バンディット…

girls' talk

【girls' talk】 「ティナー!!わざわざごめんね!任務帰りなのに来てくれてありがとう、ほら、お菓子とティナの好きなココア用意してあるから上がって上がって!」 「…うん、お邪魔するわ」 親友であるメーガンに話したいことがあると言われたティナは任務…

レインボーシックス小話①

【レインボーシックス小話】 ①ドク×ルーク『初めての×××』 「…ジュリアンっ…」 十歳以上歳下の恋人の名前を愛しげに呟いたギュスターヴはジュリアンをベッドの上で愛しげに抱き締めていた。 「苦しっ…」 ジュリアンはギュスターヴの熱を必死に受け入れていた…

奏でる旋律の調べ

モンターニュとドクのお話 【奏でる旋律の調べ】 「へぇ、随分洒落た趣味じゃないかギュスターヴ」 「ジ、ジル!?…居るなら声をかけてくれれば良かったのに!」 「お前が弾くピアノの音に心が奪われてな。何て曲だ?」 「…『軍隊ポロネーズ』だ。ショパンの…

冷えた指先を温めるなら

カプカンとグラズのお話。 【冷えた指先を温めるなら】 「グラズ」 カプカンはグラズの肩に積もった雪を払いながら狙撃手である彼に話かける。 数分前まで獲物に狙いを定めていた青の双璧はカプカンの顔を見つめて小さく息を漏らす。 「…寒いな」 山の中で雪…

更新のお知らせ

おはようございます、ちあきです╰(*´︶`*)╯♡ いつも読んでいただいてありがとうございます・:*+.\*1/.:+ 少しばかり更新をお休みいたします。 一週間ほど作品を練ったりするため少しばかりお休みしますー! 次はルクドクかドクルクを…! エロです。 *1: °ω°

狡くて×可愛い

フューズとグラズのお話。 【狡くて×可愛い】 無意識な可愛さほど罪深いものはないと思う。戦場で静かに獲物を狙う孤高の狙撃手である彼奴が良い例だ。 「フューズ、終わったぞ」 静かにドラグノフのスコープから目を離し、俺を見つめてくる水色の双璧は充血…

壊れた心

【壊れた心】 望んだのは僕だった。 欲しがったのも僕だった。 求めたのも、受け入れたのも、全ては僕の意志だった。 田波先輩、僕はあなたのせいで壊れたんだ。 許さないよ、絶対に…。 *** 夜がまだ明けていない深夜、僕は隣で眠る大好きな田波先輩の顔…

夢を望む者

手を汚すことに悔いは無く、人を殺めることに躊躇いはなかった。日々血で汚れていく自身の手を見つめるたびに思うのは、生への執着と僅かに芽生えた夢だけだった。 【夢を望む者】 「今度からあんたとバディを組むマリウス・シュトライヒャーだ。宜しくな」 …

限界線

【限界線】 *『境界線』の後日談。バンディットがイェーガーに伝えたいこととは。CP要素が強めです。 *** 「コーヒーで良いか?」 「あぁ、気を遣ってもらって済まないな」 ドミニクはマリウスの自宅であるアパートに来ていた。仕事帰り、嫌な顔をせずに…

境界線

【境界線】 「お前が全てを滅茶苦茶にした元凶だ、ドミニク・ブルンスマイヤー」 二人きりの薄暗い部屋でマリウス・シュトライヒャーは同僚であり相棒である男に銃を向けていた。 瞳に浮かぶのは怒り、声を震わせながらドミニクを睨みつける。銃を向けられて…

笑みの本質

スレッジとサッチャーの出会った頃のお話。サッチャーが少しだけ自暴自棄というオリジナル設定が付いてます。 【笑みの本質】 スレッジは毎朝欠かさずに朝のランニングをこなしているが、彼が鍛錬を欠かさずに行うのには理由があった。 (あの人、公園に居る…

おじさんとカヴェイラ

【おじさんとカヴェイラ】 「なぁ、何か口寂しいからお菓子頂戴?」 「…何も無いわ」 「カヴェイラさーん、そんなに怒らなくても」 「あたしはあんたみたいなおじさんが嫌いなの。力寄らないで頂戴?汗臭いのが移るわ」 「冷たいなぁ」 とある日の昼下がり。…

恋人自慢

【恋人自慢】 バンディットとドクが互いの恋人を自慢する話。ドクルク、バンイェが前提でのお話です。 喫煙者には肩身が狭いこの基地の屋上には良い風が吹く。ドクは懐から煙草を取り出して火をつけた。 「…ここで吸う一本の煙草はうまいな」 恋人の前では絶…

意地っ張りは度を越すと可愛くてたまらない

タチャンカとカプカンのお話。 【意地っ張りは度を越すと可愛くてたまらない】 普段なら冷静で居られることも、今回ばかりは冷静で居られなかった。マクシムはアレクサンドルの胸倉を掴んで今にも彼を射殺すのでは無いかと思うくらいに強く睨みつけた。 「お…

もっともらしい理由

タチャンカとカプカンのお話 【もっともらしい理由】 これは二人が出会って間も無い頃のお話。 「お前か?内務省から警察官、そしてあのベスラン占拠事件で無傷で生き残ったっていう伝説の警察官は」 「あ?…いつの話をしているんだ」 簡易的な部屋に呼び出…

壊レタ世界ノ歯グルマ

エコーとドクのお話。 【壊レタ世界ノ歯グルマ】 「なぁ先生、俺たちは随分遠回りをしたな」 暗い部屋の中でエコーはドクの綺麗な白衣を汚いものを見るかのような視線で見ていた。 「君は狂ってる、私の大切な相棒を傷つけてまで何がしたいんだ…!ルークは君…

想いがそこにあるのなら

グラズとIQのお話 【想いがそこにあるのなら】 穏やかな太陽の光が優しく照らす街の外れにある墓地に私は足を運んでいた。 「エリアス、あなたが亡くなってもう十年の月日が経つの。私ももう30過ぎのおばさんになっちゃった。そっちはどう?…元気に過ごして…

記憶と雨

タチャンカとグラズの話。 【記憶と雨】 昔から好きだったことがある。 それは筆を持ち、真っ白な所に思い思いの色と絵を描くこと。 形に問われず、描いた絵を見せればあの人は笑って『綺麗だよ、グラズコフ』と低く豊かなテノールで褒めてくれたこと思い出…

last・game《後》

もしも生まれ変われるのなら俺は何度だって願うだろう。 『お前の側で笑って生きたい』 俺が背負った罪は俺だけが背負えばいい。 笑って生きることをどうか赦して。 それが俺のー・・・ 【last・game】 3.真実を背負う夜 馬鹿な奴だと思う。 スモークの目撃…

泣きじゃくる理由

バンディットとイェーガーの話。 【泣きじゃくる理由】 「怒るなってーの。さっきから謝ってるのにお前は何に怒ってんだよ、マリウス」 「…言いたくねぇ」 「可愛い顔が台無しだぜ?なぁ、俺に対して不満があるならきちんと言葉にしてくれないと分からないじ…

終着点の果てに

ブリッツとバンディットのお話 【終着点の果てに】 明るい青空の下、海岸沿いを歩めばその先にあるのは灯台だった。ブリッツとバンディットは電車に乗り、宛てのない旅に出かけていた。 砂浜は白く、青空と同調するかのように海の色は見事なコバルトブルーだ…

恋の黙秘権を行使する

ミュートとエコーのお話。 【恋の黙秘権を行使する】 「あんたは僕のこと見てくるよね、監視でもしてるのか?」 「…………」 「口が付いているなら何か言えるだろう?僕の手を煩わせないでくれないか」 「…………」 ずっとこんなやりとりをして早くも三時間。新た…

love=now〜恋の方程式

モンターニュとドクのお話 【love=now〜恋の方程式】 医務室で書類に目を通して居れば、自分より少し年上の親友、ジル・トゥーレことモンターニュがジャージ姿で医務室に足を運んでくる。 「ドク、今大丈夫か?」 「モンターニュ、あぁ、どうしたんだ?何か…

堕ちた恋の足跡

ドクとルークのお話。 【堕ちた恋の足跡】 月明かりが入り込む部屋の片隅でギュスターヴ・カテブは煙草に火を灯しながら眩しそうに暗夜が広がる空を見上げた。 「…君はかつて私の側に居てくれた亡き恋人に瓜二つだよ。ジュリアン・ニザンくん。私に近付くな…

last・game《前》

‪絶対にあんたを許しはしない。‬ 俺のプライドを、俺の想いを、俺の気持ちを…。 全て踏み躙ったあんたを、俺は一生許してなんかやらないー・・・。 【last・game】 1.裏切りの朝 朝、ふと目を覚ませば普段隣にあるはずの温もりが無くなっていた。綺麗に置い…

secret*days

【secret*days】 「誤射に注意しろよ、ルーク」「は、はい…」 GIGNの射撃場に居るのはGIGNの軍医であるギュスターヴ・カテブことドクと、その相棒である恋人であるジュリアン・ニザンことルークである。 ここ最近、射撃の腕が落ちてしまったルークはドクに…