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レインボーシックス小話④


スモーク×ミュート

【今日も今日とて攻防戦】


「なぁ、決まってる?」

「は?」

「だ・か・ら!髪型だよ、どうよ?俺ってカッコいいだろ?皆大好きスモークさまだ!…ってミュート、お前ドン引きし過ぎ!」

「…意味が分からなくて、理解に追いつけないんだ。済まないな」

トレーニングルームで訓練を終えたスモークとミュートはロッカーで着替えていた。スモークはシャワーん浴びたあとに念入りに髪の毛をセットしていたのだ。

オールバックにブロンドの髪、そして両耳にはピアスに背中にはタトゥーと、かなり派手な身なりだとミュートは彼を見て思う。

「本当にお前は頭が堅いんだから〜、『先輩逞しいですね♡』とか言って見ろよ?な?」

「…ちびっ子の癖に、あんた生意気だよな」

「あ?!お前の方が歳下だろーが!身長が低いからって舐めんなよ!スモークさまだっ…てお前…」

「華奢な癖に筋肉はバランス良く付いてるし、腹筋割れてるし、あんた馬鹿なのか?」

ミュートはスモークの腹筋に触れながらボソリと呟いた。細くて綺麗な指でスモークの腹筋をなぞっていく。スモークはミュートの顔を見て彼を睨みつける。

「…っ、てめぇ俺がソコ弱いの知ってんだろ?」

スモークが小さく悪態を吐くとミュートは指を這わせながら彼の耳許でぼそりと囁いた。

「…さぁ、知らないな。あんたのことなんて興味無いからな」

「興味ねぇなら止めろってんだ…」

「あんた意外に可愛いとこあるんだな」

「…こんのクソガキっ…!!」

スモークはミュートの手首を掴んで壁際に彼を追い込んだ。知的なミュートの顔はスモークを見下しながら唇には笑みを浮かべていた。あぁ、この生意気なガキにはお仕置きが必要だ。スモークはミュートの首筋に唇を這わせてなぞって行く。

「なっ、何を…」

「…やられっぱなしは性に合わないんだよ!ミュートくーん、てめぇは首が弱かったよな?」

「知らなっ…」

「俺は『知ってる』ぜ?いつも首筋にキスすりゃお前が勃たせることくらいな。ほら、もう反応してるぜ?」

ミュートのズボンの中に手を突っ込んで緩く勃っていた性器にスモークは触れて行く。首筋を舌で愛撫しながら手を動かしてミュートの弱いところを刺激して行く。

「はっ…この野郎っ…!」

「生意気なウサギちゃんだぜ、すげぇ感じてるじゃねーかよ…」

「うるさっ…」

「…生意気な口は塞ぐに限るぜ」

スモークはミュートの胸倉を掴んでキスを仕掛ける。舌を絡めながらミュートの口から漏れる甘い声を堪能しながら愛撫の手を強めて行く。

「…んっ、出るからっ…」

「ほらイッちまえよ、生意気なウサギちゃん…」

ミュートはスモークの腕の中で身体を震わせながら彼の手に熱を吐き出して行く。熱い吐息を漏らすミュートは酷く欲情した顔をしていた。スモークは彼を見てニヤリと笑った。

「相変わらずお前弱いな」

「…黙れよ」

「ま、そんな所も生意気で可愛いかもな?」

「煩いぞ、ちびっ子…」

「…てめぇ、後で啼かせてやるから部屋に来いよ。俺はまだ足りねぇからよ」

「…せいぜい腰を壊すなよ」

ミュートの言葉を聞いたスモークはミュートの唇をもう一度塞いで彼を黙らせる。スモークの広くて逞しい背中にミュートは腕を回していく。

愛しげに背中に入ったタトゥーをなぞりながらミュートはスモークからの口付けを堪能する為に瞳を閉じていった。