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悪戯っ子

【悪戯っ子】

訓練中の出来事である。

テロリストへの攻撃を専門としているブリッツ、IQ、フューズ、アッシュと人質などの防衛を得意とするバンディット、イェーガー、タチャンカ、パルスが合同訓練をしていた。

(以下、それぞれ頭文字で会話)


ブ「よし、皆!テロリスト役のオペレーター4人を見つけ出して全員倒せたチームの方の勝ちだ!逆に殺られたら負けだぞー、いいか?」

IQ「オーケー」

フュ「…了解だ」

ア「分かったわ!」

それぞれオペレーターは訓練で使う銃に空砲弾を仕込んでいた。中にペンキが詰まっており、それを相手に撃ち込んだら得点となる。

攻撃チームはそれぞれの武器にマガジンが装填されていることを確認して配置についていた。

一方防衛チームは…


パ「よし皆、相手チームを発見して実戦と同じようにだな…」

イ「俺はエンジニアだ!…医者じゃない!」

タ「酒でも飲むか?」

バン「面倒だな、さっさと終わらせようぜ」

チームワークはバラバラだ。

 

攻撃チーム、防衛チーム、それぞれがマガジン装填を確認して配置についた。ホイッスルの合図で模擬訓練が始まる。

キャッスルが審判で呼ばれていたのでキャッスルはホイッスルを咥えて【ピーッ!!!!』っと合図をした。


ブ「皆!行くぞ!」

フュ「十分待った、行くぞ〜」

IQ「自分のデバイスだけじゃなく、チームメイトも信じて?」

ア「見せつけてやりましょう!」

攻撃チームは以外にもヤル気である。


一方、防衛チームは…。


イ「だから俺はエンジニアだ、医者じゃない!」

バン「今日はチームでも明日は違うかもな」

タ「どうでも良いがウォッカ飲みたい。つか帰っていいか?」

パ「皆、言うこと聞いてくれ!」

パルスは泣きそうな顔だ!


攻撃チームも防衛チームも互いを見つけてトリガーを引こうとした時だ。うんともすんとも言わず、発射されない銃を見て皆が呆然としていた。

ブ「嘘だ!なんで発射されないんだ?!」

フュ「,…意味が分からない…」

ア「何なのよ?!」

IQ「詰まってるのかしら?」

タ「あ?何なんだまったく」

イ「ふざけんな!!」

パ「もう何なんだ!!」

皆が口々に呟けば、一人だけ銃を持ち、皆の背中に銃弾を放つ男が居た。そいつは酷く楽しそうに笑って汚れた背中を見て悪戯っぽく呟いた。

「あーあー、皆引っかかりやがって」

バンディットだ。

彼の銃からだけ空砲弾(ペンキ入り)が放たれて行く。面々は皆呆然としながらバンディットを睨みつける。

ア「あんたのせいね?!」

ブ「お前な〜!!」

フュ「…アホか」

IQ「やる事が子どもよ??」

イ「まったくだぜ!!本当にお前って奴は!!!」

パ「髪の毛、無くなるじゃないか…」

タ「俺は帰るぜ…」

口々に文句を呟く面々に対してバンディットは大笑いしながら呟いた。

「今日は4/1だぞ、君たち!悪戯しないでいつする?今でしょ?!」

42歳のドミニク・ブルンスマイヤーさんはドヤ顔しながら呟いた。しかしその後、共同訓練に参加していたメンバーからこってり絞られてしまったそうだ。


「しょぼーん…(´・ω・`)」

その日一日、バンディットは落ち込んでいたのだった。