穴龍の里

穴龍がr6sのSSをupする欲望の吐き捨て場。

誘惑

【誘惑】


「…ジル、どうかな…?」

「え…?ってギュスターヴ!風邪を引いちまうぞ?!」

風呂上り、ベッドに腰掛けながらギュスターヴを待っていたジルは彼の姿を見て驚いた。

真っ白なレースがあしらわれたフワフワのベビードールを纏ったギュスターヴが浴室から出て来たのだ。

お風呂上りの為なのか、真っ赤な顔に食い込み気味の下着が目について仕方がない。ジルはギュスターヴの方にブランケットをかけながら呟いた。

「…寒いだろう…」

「さ、寒くはない…!」

「どうしてそんな薄着なんだ?ギュスターヴ、風邪を引くからせめて温かい格好をだな…!」

「君の為なんだけど…!」

ギュスターヴは声を震わせながら傍に座るジルの服の袖を掴む。ダークブラウンの瞳は羞恥の色を浮かべていた。

ジルはギュスターヴから目線を逸らしながらボソリと声を小さく漏らす。

「…俺の為…なのか?」

「君が最近私を抱いてくれないから…、だからこういう色っぽい下着でも身に付けたら抱いてくれるかなぁって…。どうして私の方を見てくれないんだ?」

ギュスターヴは声を震わせながらダークブラウンの瞳から涙をぽろりと零す。ベビードールのレースの上に涙の跡が出来ていく。

「そんな、そんな可愛い格好をされて理性が保てるほど俺は大人じゃない。ギュスターヴ、俺がお前を抱かなかったのは仕事で疲弊しているお前を気遣ってだよ。…ギュスターヴ、これが俺の反応だ。な?…俺がどれだけ興奮しているか分かるだろう?」

ジルはギュスターヴの手を取り、己の下半身に触れさせた。パジャマのズボン越しでも分かるほど膨れ上がったそれにギュスターヴは顔を真っ赤にした。

「…嫌じゃないんだ」

「お前を朝まで寝かせる余裕が無いんだよ。食っちまうぞ…?」

「ジル、君に抱かれたい…。お願い、君が欲しいんだ…」

ギュスターヴの誘惑に掛かったジルはそっと彼の唇にキスをしながらベッドに優しく押し倒して行ったのだった。

 

***

 

「凄い可愛いよ、ギュスターヴ…」

熱い吐息を漏らしながら恋人の名前を愛しげにジルは呟いた。己の上に跨がって腰を揺らす彼は目の前のジルに夢中だった。

「んっ、久しぶりだからっ…、あっ、腰が、腰が止まらないんだっ…、ジル、ジルっ…!」

「久しぶりなのにすんなりと俺のを飲み込んでるお前の尻は変態だな。可愛い、生でなんてまた珍しいなっ…」

ギュスターヴが腰を沈めるたびにぐちゅりと濡れた音が部屋に響き渡る。ギュスターヴのベビードールは脱がされないまま、ずっと着ている状態でジルに抱かれていたのだ。

「一番生が気持ち良いからっ…」

「軍医の癖にお前は全く…」

「あっ、そう言う君だって…んぅっ、あっ…!」

「乳首好きか?…この可愛い下着越しから摘みながら下から突いてやるよ…」

「…っ!?!?!?ひっ、や、あっ!んんっ…、ジルっ、駄目だっ…、乳首は好きっ、気持ち良いっん、あっ…!!」

ジルはギュスターヴのピンク色の時を指で摘みながら下から突き上げる。乳首を愛撫される刺激と中の良いところに与えられる快楽にギュスターヴが耐えられる筈もなく、ジルの性器をぎゅうっと締め付けた。

「こ、こらっ…!」

「君が、君が悪いんだっ…、私、乳首弱いのにっ…!上も下も君のせいでぐちゃぐちゃだっ…、はぁ…、んぅ、ジ、ル、もう駄目だ、むりっ…」

「あぁ、望み通りにしてやるさ…、ギュスターヴ、可愛い、愛してるよ…」

「んぁぁっ、駄目っ、出ちゃう、出ちゃうからっ…ひゃ!はっ、はぁ…、あぁ…っっ…ん!」

綺麗なギュスターヴの下着は吐き出されていく己の精で濡れていき、そしてまた、ギュスターヴの中はジルの熱をたっぷりと受け入れて行ったのだった。


***


「…ギュスターヴ、白以外も着てみてくれないか?」

「へっ…?き、君は何を…!!」

何回もお互いに求め合って気が済んだのは明け方のことだった。ベッドの中でギュスターヴはジルに抱きしめられながら顔を赤らめて困ったような表情を浮かべた。

「お前が悪い、あんなに可愛い格好をしたギュスターヴ、お前が悪い。久しぶりだよ、こんなにお前を求めてどろどろになるまで抱いたのは…」

「…最初は嫌がられたのかと思ったよ。君のリアクションが微妙だったから…」

「ギュスターヴが可愛すぎて理性が保てるか心配だったんだよ、おかげでお前を抱き潰すかと思った」

ジルはギュスターヴの唇にちゅっと軽いキスを施した。赤い唇を味わうように優しく穏やかに。

唇を離したジルはギュスターヴの頭をくしゃりと撫でて微笑んだ。

「なぁギュスターヴ」

「…な、何…?」

「これからは遠慮なくお前を抱いていいんだよな。可愛いお前を遠慮なく抱いてやるから覚悟しろよ?」

「…程々に頼む」

ギュスターヴはジルの腕の中で耳まで真っ赤にしながら彼の甘い言葉に耳を傾けていた。

可愛い恋人の誘惑に負けたのは他ならぬジル自身だったのだ。