穴龍の里

穴龍がr6sのSSをupする欲望の吐き捨て場。

【抱き殺して、cry♡of♡love】


【抱き殺して、cry♡of♡love】

 

 

side,バンディット

晴れて好きだった友人と両思いになった俺は、とにかくイェーガーに触れたくて触れたくて仕方のない衝動に駆られていた。

「なーに俺の顔マジマジと見るんだよ、恥ずかしいだろ!!」

「別に良いだろう?付き合っているんだし」

「お前なっ!恥ずかしい台詞を良くもまぁ言えるよな」

「それだけお前を思っていたんだよ」

今、俺とイェーガーは部屋に居た。
俺の部屋に、二人きりでだ。
休みが合うことも珍しいことだが、
イェーガーが俺の休みに部屋に来たいと言うのも珍しかった。

「確かに、俺はお前を友人としてしか見てなかったけど!お前の気持ちが本物だってことは知ってるからな!」

顔を赤くしながらイェーガーは俺に澄んだ瞳を向けてくる。あの日、酔いつぶれた俺を介抱してくれて、そして俺の想いにも、無理矢理した口づけにも答えて反応してくれたイェーガーを、可愛いと思わない訳がない。

「ありがと、イェーガー」
「お前が下手に出るのは何か企んでんだろ?!なーに企んでんだっ!」

イェーガーはそのまま俺を近くにあったベッドへ突き飛ばし、俺の身体に跨って見下して来るではないか。

「〜〜…っ!!ち、違う!俺はそんなつもりはねぇよ?!」
「じゃあなんでこんな体勢なんだろうな、イェーガー、そんなに俺に触れたいわけ?」

俺はね、
…ずっとずっと、好きだった。
…ずっとずっと、触れたくて。
…ずっとずっと、この思いを押し殺して来たんだ。

「…どちらかと言えばお前に触られたいんだよ!!察しろ、空気読めよ鈍感野郎!」

イェーガーは顔を赤くしているのを隠すかのように、俺から目を反らす。

なんだ、同じ気持ちじゃないか。

「イェーガー、俺に顔見せろ」
「…嫌だ、絶対に見せない」

俺は押し倒されている状態から身体を反転させ、イェーガーの身体を見下すように見つめてやる。

「…そんなに拒否されるとさすがの俺も傷つくな」
「…嘘だ、全然余裕そうじゃねぇかよ!!俺はお前が初めてなんだよ、こんなにも欲しいと思ったのがな。くっそ、38歳の男にこんな恥ずかしいこと言わせんな!」

あぁ、駄目だ。
お前はなんで俺の理性を掻き切ることばかり言ってくるんだよ。

もう、
我慢なんてしてやらない。

俺はイェーガーと身長は変わらないが、体重は俺の方が重いので両手首を掴み、ベッドに押し付ける。

そう、もう反抗なんてできないように。

「イェーガー、好きだ」

耳許で思い切り甘い声を囁けばイェーガーは身体を震わせ、涙を浮かべる。あぁ、コイツは耳の感度が弱いんだな。

「…耳許で、そんなこと言うなっ!」

「可愛い反応するお前が悪い、キスしてもいいか?」

もうイェーガーは黙って俺の背中に腕を回す。これは好きにしていいという無言の肯定だと思って俺は笑みを浮かべる。

 

 

イェーガーの唇にそっと唇を重ね、優しく優しく愛撫する。そして口内を犯すように舌で搔き回す。

「…あっ、ふぁっ…」

蕩けてしまうような、柔らか舌に絡めれば甘い声が漏れてくる。そしてそれを塞ぐかのように何度も何度も。

 

 

ただただ舌を絡めてイェーガーを味わう。

唇を離してイェーガーの瞳を見ると、その瞳には欲情の色が煌々と浮かんでいた。初めて見た、彼の欲情した瞳と目線がぶつかるだけで腰から下が疼いて仕方ない。

「バンディットっ…、もっと触ってこいよっ…」
「言われなくても、好きにさせてもらう」

俺はイェーガーの服にそっと手を忍ばせる。すーっと指先で腹を撫でればぴくりと腰を揺らし、声を漏らす。

 

 

「んんっ…、やめろって…!」
「やめない、もっと声聞きたい」

俺の手はイェーガーの胸板の近くにある胸の突起を目指して上がっていく。少しでも触れれば声を漏らすイェーガーが可愛くて可愛くて、たまらない気持ちになる。

胸の突起を指で優しく引っ掻くと、
イェーガーの口からは今までに聞いたことない甘い声が漏れ出る。

「やぁ、やだっ…やめろっ…よ」
「悪い、やめてなんてやるか。お前の可愛い声聞いてやめられるほど俺に余裕なんて無いんだよな…」

指の腹でぐにぐにと胸の突起を弄り、そして唇で甘く噛めば腰がぴくりと揺れる。

「可愛い、あれ…お前…」

イェーガーの下半身をよく見ると、
その部位は硬さを保っているのかゆるゆると勃ち上がっているのがわかる。

「もう、嫌だっ…、こんな恥ずかしいことされたくねぇっ…!」
「そんなこと言うなよ。これ、触ってもいいよな?」

もう俺はとにかくイェーガーを鳴かせたくて泣かせたくて仕方なかった。

硬さを帯びてるそれをイェーガーの下着から取り出し、手で握る。

「濡れてるな」
「うるっ…さい…」
「気持ち良くするから、もうそんな強がるな」

下着から取り出して手で握り、ピンポイントで反応する部分を重点的に擦り上げる。

「んっ…、うぁ、いやっっ…」
「嫌なら、そんな可愛い声出すなよっ…!!」

反応する癖に嫌がる素振りしか見せないイェーガーは勿論むちゃくちゃ可愛い。だからこそ、口を塞いで感度のいいところを攻め倒す。

「も、もう駄目っ…で、出るからっ…」
「良いよ、俺の手に出せ」
「っっ…、イクっ、無理っ…!」

パタパタっと、白濁の色をした液を俺の手に出したイェーガーは顔を赤くして涙を浮かべる。

「馬鹿っ、馬鹿バンディット!!」
「最高にお前は可愛い」
「っ…!!仕返しだ!!」

イェーガーはそう言うと、
俺のズボンを下ろし下着に顔を近づける。

「バンディット、お前…」
「やっと手に入れられたお前を抱こうとしてんだ、反応だってするだろ」
「なあ、…舐めてやるよ」

 

 

下着に手を伸ばし、
イェーガーは慣れない手つきで俺自身に触れてくる。その行為の一つ一つが堪らなく興奮させてくる。

口に俺自身を含み、チロチロと舌で舐めてくるその感触に背中がゾクゾクっとする。

(一生懸命だな、っくそ、やばいな。人にされるのなんて、何年もご無沙汰だったし。イェーガー、お前本当に可愛いよ)

俺はそんなことばかり考えてしまう。
イェーガーの口からは唾液が垂れて、唇は赤く腫れあがっていて、何とも言えない艶があった。

「んっ、イェーガー、離せ、出るっ、」

 

 

イェーガーは黙って俺の精を、嫌な顔をしながらも飲み干してしまったのだ。

「ばか、吐きだせ、腹壊す」

「お前、出し過ぎだ。随分ご無沙汰だったんだな」

「イェーガーの口の中が気持ち良かったんだ、お前は本当に無茶をするな」

「なぁ、早くお前が欲しい…、火が点いちまった。バンディット、早く…」

「イェーガー、お前な。そんな言葉を俺以外の前で言ったら許さないからな」

「お前だけだよ、バンディット」

 

 

…そこで俺の理性は弾け飛んで、綺麗に消えた。

 

 

side,イェーガー

 

 

「キツくないか?」
「わ、わかんねぇよっ…」

ぐちゅりぐちゅりと部屋に響くのはローションでこれから馬鹿バンディットを受け入れるための準備をしている音。

男を受け入れるのは初めてだし、
付き合うのだって初めてだ。
そして、その相手は同僚で友人だった。

酔い潰れたコイツに好きだと言われて、無理やり唇を奪われて。

…気がついたら、心まで奪われていたんだよ。

そんな思いを馳せていれば、一気に現実へと引き戻されていく。

「何考えるんだ、イェーガー」

「あ、んっ…お前のこと、だよっ…!!」

「ズルい奴だよ、お前は本当に…!」

解す為に入れられていた指は、快楽のツボ…、前立腺を刺激してくる。

 


「や、だ、駄目だっ、無理っ…!!!」
「一回くらい、イッておけ」

目の前は真っ白。
バンディットの手で二度目の白濁を放ってしまう。バンディットは俺の瞳を見て、無機質な黒い瞳を少しばかり欲情で煌めかせていた。

「挿れるな、イェーガー」

近くにあった避妊具を取って、
ゆっくりと俺に自身を当てがう。

ずぷり、ずぷりとバンディットは俺に入ってくるのだ。

「く、苦しいっ、痛いっ…」
「ゆっくり、力抜け…!」

俺は言われるがままに力を抜き、
バンディットに全て任せてしまう。

 


「全部、入ったよ。イェーガー…」
「あっ、うんっ….お前、大っきいな」

ようやく、一つになれた瞬間だった。
苦しいけれど、何よりも俺を好きになってくれた相手と…。

バンディットと一つになれたことが嬉しくて嬉しくて、たまらなかった。

「ゆっくり動いていいか…?」

壊れ物を扱うかのように、
俺に言葉を向けてくる。

俺はただ頷くことしか出来なかった。

 

 

 

「んっ、バンディットっ…、気持ちいいかっ…?」

「気持ち、良いよっ…、イェーガー…」

ゆっくりと腰を沈めて
俺の中で動くバンディットは余裕のない表情を浮かべていた。

普段見ることのない、あいつの表情。
たまらなく愛しくて、何とも言えない表情を見て、胸が締め付けられてしまう。

「なんで泣いてるんだよっ…」

気がついたら瞳から涙が溢れているのに気がついた。これは別に行為が嫌だからとか、バンディットが嫌いだからとかじゃなく。

「…バンディットっ、お前が大好きだっ…!!」

好きすぎて、
幸せすぎて。
恐らく感情が昂ったからであろう。

だから泣いてしまったんだ。

「…イェーガー、締め付けるな。俺もお前が大好きだ、誰よりも何よりもお前だけが大切で、愛してる」

「…んっ、俺も同じだっ、あ、ぅあっ…!!」
「…イェーガーっ…」

俺は思い切り、バンディットを締め付けてしまい、そしてまたバンディットも避妊具越しだが中で達したのだ。

 

 

「好きだよ、イェーガー…」

甘い言葉に、俺は意識を失った。

 


エピローグ

 

 

(あれっ….俺眠ってたのか?)

「…痛っ、そっか俺、バンディットと…」

目を覚ますと、
身体は綺麗に拭かれていたが、所々が悲鳴を上げている。

隣では俺を貪り倒した男がスヤスヤと寝息を立てていた。バンディットは本当に年齢の割に顔が幼いから可愛いと思う。

「…寝顔は子どもなのに、がっつきやがって」

俺は少しだけ愚痴りながら、
バンディットの頬に触れてみた。
柔らかい頬に、ちゅっと口付けをしてみた。

「…まだ足りないのか?」

「バンディット、起きてたのか?!」

「…今の口付けで覚めたけど、まだ寝足りたいな。そうだ、イェーガー。抱き枕になってくれ。お前の体温は丁度いいからな」

「仕方ねぇな、ほら。抱きついてこいよ」

「イェーガー、好きだよ。お前が世界で一番大好きで愛してる。そうだな、次はもっとお前を可愛がるから、覚悟しておけ」

「…っな!ん、まあわかったよ!!まだ、寝足りないだろ?!ほら、もう一眠りしろ、今日は泊まってくからよ!」

「…お前に出会えて良かった。今すごい幸せだ」

「もう、黙れっての!俺だってな…」

唇を重ねて、少しばかり長くキスを交わす。

 


「…お前に出会えて幸せだよ、バンディット」

眠気と体温が心地よい睡魔に誘う。愛しくて、大好きな人の隣で今日もまた。

俺は眠って幸福な朝を迎えるんだ。
幸せで心地よい体温が気持ちと共にじわりと消えた。